B-BOY 彫刻家・小畑多丘の個展 “TWO SPACES” がギャラリー 隙間含む2会場で開催

UPDATE(2026/05/23): B-BOY 彫刻家・小畑多丘の個展 “TWO SPACES”が、本日5月23日(土)より東京・蔵前のギャラリー『隙間』にてスタート。本展は東⽇暮⾥『Sculpture Center Tokyo』と連動して展開されるエキシビジョンであり、小畑の「量の移動」シリーズの拡張として位置づけられる。 エントランスから向かって右側の壁面に展示されている“Move the Space”は、本展のメインとなる作品。“Move the Space”は、小…

UPDATE(2026/05/23):B-BOY 彫刻家・小畑多丘の個展 “TWO SPACES”が、本日5月23日(土)より東京・蔵前のギャラリー『隙間』にてスタート。本展は東⽇暮⾥『Sculpture Center Tokyo』と連動して展開されるエキシビジョンであり、小畑の「量の移動」シリーズの拡張として位置づけられる。
エントランスから向かって右側の壁面に展示されている“Move the Space”は、本展のメインとなる作品。“Move the Space”は、小畑が2枚のキャンバス作品を同時に制作し、それらを『隙間』と『Sculpture Center Tokyo』に分けて1枚ずつ設置。その様子を切り取った写真作品と、実物のキャンバス作品を並べて各会場に展示することで、「空間の移動」を表現した。また、中央に置かれた木彫作品 “Atama(W.I.P)”にも注目したい。この作品はその名の通り「制作中(Work In Progress)」であり、未完成の状態をあえて展示することで、制作プロセスや作家の手の痕跡がディテールから浮かび上がるようなアートピースに。“TWO SPACES”は、2つのギャラリーを行き来することで完成するコンセプチュアルなプロジェクト。ぜひ両会場へと足を運んでみてほしい。












小畑多丘 “TWO SPACES”
会場①:隙間
住所:東京都台東区蔵前3-11-2 1F
会期:2026年5月23日(土)〜31日(日)
営業時間:12:00-19:00会場②:Sculpture Center Tokyo
住所:東京都荒川区東⽇暮⾥2-10-7
会期:2026年5月22日(金)〜6月14日(日)
営業時間:12:00-19:00
*5月22日(金)〜31日(日)は毎日オープン
*6月1日(月)〜14日(日)は 木金土日オープン
ORIGINAL(2026/05/11):B-BOY 彫刻家・小畑多丘が、新たな個展 “TWO SPACES”を、〈Hender Scheme(エンダースキーマ)〉の展開する「物々交換」をコンセプトとしたギャラリー『隙間』と『Sculpture Center Tokyo(スカルプチャー センター トーキョー)』の2会場で開催する。
1980年生まれの小畑多丘はB-BOYとしての身体感覚を基点に、ブレイクダンス・カルチャーと現代美術の融合を多角的に試みるアーティスト。1999年にヒップホップチーム UNITYSELECTIONSを、2007年にHIPHOP 戦隊BBOYGERを結成。ブレイクダンスの経験を⽣かし、動きと静止の間にある身体の瞬間を物質化し、重力やリズムといった不可視のエネルギーを幾何学的かつ有機的な造形へと変換。彫刻的思考に基づき多様なメディアを横断するその実践は国内外で高い評価を獲得している。
『隙間』と『Sculpture Center Tokyo』の2会場で同時開催される“TWO SPACES”は、小畑の「量の移動」シリーズの拡張として位置づけられるプロジェクト。2枚のキャンバスの間を踊るように行き来し、一方から他方へ質量を移送する、一つの身体行為から“ネガ”と“ポジ”の対を生み出すこの手法は、運動の軌跡だけでなく、身体の存在と欠落を浮き彫りに。また、本展では一連の作品を通じ、両会場が持つ固有の構造的ディテールを際立たせる。『隙間』ではガラス窓を物理的なキャンバスへと変容させ、初公開となる未完成の彫刻へのまなざしを展示。本展のために撮り下ろされた写真シリーズが2つのスペースを断片的に捉え、会場間に物理的な共鳴をもたらす。
ブレイクダンスの「動き」を具象の木彫にすることから始まった私の表現は、常に「彫刻的思考」をベースに、ドローイング、キャンバス、写真、映像へと領域を広げてきました。
今回の個展『“TWO SPACES”は、蔵前の隙間ギャラリーと東日暮里のSculpture Center Tokyoの2箇所で同時開催します。この2つの空間が連動し、ここでしか成立しない新しい写真作品を発表します。これまで取り組んできた、2枚のキャンバスを同時に描く「量の移動」シリーズ。その対比として生まれたアイディアです。
この写真作品を軸に、平面や立体作品もあわせて展示します。
とても実験的な試みなので、どうなるか自分でも分かりませんが、ぜひ2つのギャラリーを実際に行き来し、自身の量の移動をしながら、2つの空間を体感してみてください。
小畑多丘
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